大人子供の日々徒然

極めてどうでもいい雑記です。

結石の原因、判明。副甲状腺機能亢進症についてお医者さんに詳しく聴いてきた

2017/09/17

検査の結果、副甲状腺機能亢進症と診断されました。おめでとうございます。ありがとうございます。

これで、その激痛でさんざん私を苦しめてきた腎臓結石大量生成の謎が解明されたわけです。実にめでたい。強がってなんかないやい。実にめでたい。母さんや、お赤飯を炊いておくれ。

冗談はさておき、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。病気の治療も然り。敵の正体が分かったので、次は攻略法を見い出せばいいのです。
そういうわけで、副甲状腺機能亢進症についてお医者さんにガッツリ聴いてきました。では、やっていきましょう。

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副甲状腺機能亢進症とは

のどぼとけの下に蝶々のような形をした「甲状腺」という器官があります。甲状腺の左上・左下・右上・右下にそれぞれ点在するのが「副甲状腺」です。通常は甲状腺のところに左右2対・計4個ありますが、ごくまれに首ではなく胸部に位置したり、数が4個ではなく5個あったりするケースも見受けられます。
この副甲状腺から分泌される「副甲状腺ホルモン」は血中のカルシウム濃度を上げる役割を担っています。極めてザックリ言うと、カルシウムの貯蔵庫である骨からカルシウムを取り出す為のホルモンが副甲状腺ホルモンです。
この副甲状腺が何らかの原因によって腫れてしまうと、副甲状腺ホルモンの分泌が過剰になり、血中のカルシウム濃度が必要以上に上昇します。その結果として起こる症状を「副甲状腺機能亢進症」と呼びます。
ちなみに、腫れてしまった副甲状腺が極めて低い確率で悪性腫瘍、つまりガンに変わることもあるらしく、そのような場合は有無を言わさず切除手術を行うことになります。

副甲状腺機能亢進症でググると、たくさんの情報が出てきます。そのなかでも、医療機関のサイトに掲載されている情報が確実性の面で優れていますので、参考にする際はご留意下さい。

副甲状腺機能亢進症のタイプ

副甲状腺機能亢進症は、その症状によって3つのタイプに分類されます。

骨型

【骨型の主な症状】骨粗鬆症

「ほねがた」ではなく「こつがた」と読みます。副甲状腺ホルモンの過剰分泌によって、骨に貯蔵されていたカルシウムが多量に血液へ溶け出すと、当然のごとく骨のカルシウム濃度が低下します。
この状態が進行することで発症する症状のなかでも、代表的なものが「骨粗鬆症」です。皆様ご存知、骨がスッカスカになってしまい、ちょっとしたことで骨折が多発する病気です。

結石型

【結石型の主な症状】腎臓結石

血中に溶け出した多量のカルシウムが尿に移行することでカルシウム性の腎臓結石を大量に生成してしまうパターンを「結石型」と呼びます。
私は疑う余地もなくこのパターンです。副甲状腺機能亢進症を疑われたそもそものきっかけが、結石の大量生成でした。4年で8回、年に2回のハイペースで結石を量産する原因が、今思えば副甲状腺機能亢進症だったわけです。

消化管型

【消化管型の主な症状】胃潰瘍

高カルシウム血症は、副甲状腺機能亢進症がもたらす症状のひとつです。この高カルシウム血症になると胃液の分泌が促進され、胃潰瘍を始めとする消化器の潰瘍を起こしやすくなるようです。メカニズムまではよくわかりませぬ。
何度も胃潰瘍を発症するのに、思い当たる原因が特にない……という場合、精密検査をしてみると実は副甲状腺機能亢進症だった、なんてことがあるそうです。

尚、これら3つのタイプのうち、2つ以上の症状を併発している場合は複合型という名称になるとのことでした。

副甲状腺機能亢進症と診断されるまでの検査過程

患者の顔を見ただけで「あんたは痔!」「あんたはいんきんたむし!」と断定できる医師はおりますまい。正確な診断を行うには各種検査が必要になります。

血液検査

血中のカルシウムが多く、加えてALPという指標が高い値を示している場合、副甲状腺機能亢進症を疑う余地が出てきます。
次に見るのが、INTACT-PTHという指標です。これは副甲状腺ホルモンの指標なので、数値が高ければ副甲状腺機能亢進症の疑いが強まります。

CTスキャン・エコー

副甲状腺が腫れているかどうかを見極めるには、CTスキャンとエコーを用います。副甲状腺肥大の有無と患部のおおよその位置がこの検査でわかります。この段階で、副甲状腺機能亢進症であるか否かがほぼ判明します。

骨密度検査

副甲状腺機能亢進症の3つのタイプのうち、骨型の疑いがある場合にこの検査が行われます。
どうやら私が受けたのは「超音波法」という検査方法らしいです。検査自体は簡単。謎の装置にかかとを乗せるだけ。何分か待てば結果が出てきます。
まだ詳しい結果は聞けていませんが、どうやら骨密度は低めだった模様。ジッジになった暁には骨粗鬆症の可能性が……

MIBIシンチ

MIBIシンチは放射線検査の一種です。肥大している副甲状腺の正確な位置を測る為に行われる検査であり、副甲状腺機能亢進症であることがほぼ確実になってから行われます。
CTスキャンにちょっとだけ似ているデカい謎の装置に寝かされ、撮影の際は15分ほど動かずにいることが求められます。事前にお手洗いに行っておきましょう。

治療方法

とるものもとりあえず手術。兎にも角にも手術。嫁を質に入れても手術。というわけで、根治にはとにかく手術だそうです。4つある副甲状腺のうち、肥大するのはたいていひとつだけらしく、そのひとつをスパッと切除すれば終了のようです。
先生からもらった手書きの説明資料にも、

治療法:手術

と、どでかい字で書いてありましたもの。ただ、先生がおっしゃるには「MIBIシンチで腫れてる副甲状腺の位置を探して、ちゃんと首のところにあってくれれば、手術は9割終わったようなもの」とのこと。それほど難易度の高い手術ではなさそうです。尚、手術を含めた入院期間は「長くて一週間」ということでした。割と早い……

手術のリスク

なんだかんだ言っても、手術にリスクはつきもの。最近のお医者さんはこのようなリスクに関して非常に詳しく教えてくれます。まぁ、予期せぬ事故が起きた際の予防線なんでしょうけどね。
私が教わった、手術に伴うリスクは以下のふたつです。

声がかすれる

手術中、発声に影響する神経を誤って傷つけてしまい、後遺症として声がかすれてしまう場合がごくまれにあるそうです。時間が経って治る人もいれば、治らずにずっと声がかすれたままの人もいるとのこと。これは嫌だなぁ……

合併症

通常、副甲状腺は甲状腺に付随していますが、先述の通り、時々首ではなく胸に副甲状腺がある人もいるそうです。
患部である副甲状腺がたまたま胸に位置し、加えて副甲状腺の腫れが悪性腫瘍の場合、傷跡が大きくなろうと何が何でも切除する必要に迫られます。その際に怖いのが、傷口が大きくなることによる合併症(縫合不全や手術後出血など)のリスクです。
腫れている副甲状腺が胸に位置し、なおかつ副甲状腺機能亢進症のタイプが結石型の場合、症状は結石に伴う痛みだけで命に関わるものではなく、むしろ合併症のリスクのほうが高い為、一般的には胸部の切開は行わないそうです。

以上、おっかないことを書きましたが、手術の後遺症で死に至るものはないそうですから、根治の為に腹をくくって手術を受けることが一番よろしいようです。ちょっと怖いけど。

術後

手術によって副甲状腺がひとつなくなると、副甲状腺ホルモンの分泌量が減り、血中のカルシウム濃度が低下します。その際にはカルシウム剤を服用し、血中のカルシウム濃度を適正に保ちます。
このような症状は通常1〜2週間以内に落ち着き、カルシウム剤を服用する必要がなくなるようです。

セカンドオピニオン的な何か

そういうわけで、どうやら手術を受ける流れです。でも、ちょっとは心配になるのが人情というもの。そこで、たまーに遭遇する知人の女医(公立の大規模な病院に勤務)と話す機会があった際、現状を伝え、見解を伺ってみました。
では、女医の意見を以下に記します。

手術を受けろ

ですよねぇ。結石をボロッボロ生成していて、更に骨密度も低いとなれば手術を受けたほうがいいに決まってますよねぇ。
そういうわけでセカンドオピニオン的な何かも受けたことですし、腹をくくってオペってきます。

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