大人子供の日々徒然

極めてどうでもいい雑記です。

現在進行形でうつ病に苦しんでいるあなたへ。大丈夫、そのうち良くなりますよ。

最近は結石量産レポートと化している当ブログですが、もともとはうつ病関連の記事が大半を占めていました。うつ病と診断されてから1年半。あんなことやこんなことを思い出しつつ、掲題のような大それた宣言をするに至った過程を書き出してみます

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現状

概ね好調です。うつ病で休職していた頃に比べれば天と地の差と言っても過言ではありません。だって、去年の今頃はストレスケア病棟に入院していましたもの。
現状をリストにしてみると……

  • 通院以外はフルタイムで勤務できている
  • 出張も得意先訪問も問題なくこなせている
  • 食事をきちんと摂れている
  • 睡眠薬がなくてもきちんと眠れている
  • すでに抗うつ薬は処方されていない
  • 精神的に大きく落ち込むことがなくなった
  • 起きた直後のだるさがさほど強くなくなった

こんな感じです。いかがでしょうか? 割と健康的でしょう?

ここまでくるのに1年半も掛かりました。長かった……まだうつ病ではなかった2~3年前よりも調子よく過ごせている気さえします。少なくとも、現在の私の状態を見て「この人はうつ病罹患者だ」と思う人はいますまい。

ここまでの回復に至ったのは、考え方と、それに伴う行動を変えたことが現在の良い結果を生んでいるのだと考えています。

考え方と行動を変えた

「うつ病が心因性の病である以上、治療を行う上では薬だけに頼ることなく、うつ病に至った問題を問診やカウンセリングなどで取り除くことが必要」というのが、私がお世話になっている精神科の方針です。これにならい、自分自身の考え方と行動を変えることによって回復への道筋を付けました。概ね、以下の通りです。

少しでもしんどかったらさっさと寝る with 美味いもの

「人間は横になると体力が回復する」という有史以前からの人口に膾炙した知見があります。また、この事例は体力のみならずメンタルにおいても当てはまり、五代目古今亭志ん生が語るところの「うどん食って寝ちゃう」はこれに該当します。
人類に搭載されたこの機能を活用しない手はありません。つまるところ、「嫌なことがあったら美味いもん食ってさっさと寝ろ」ということです。食うのはうどんでも豚バラ肉でも戻りガツオの刺し身でも美味ければ何でも可。IQが低下するほど美味ければ尚のこと可。当たり前のことですが、これでだいぶ回復します。

「寝ている暇などない。私が私である為に、やるべきことがあるのだ」とのたまいつつ、自分の自由時間を学習や創作に充てるのも良いと思います。ただ、なにごとも無理は禁物です。うつ病ならば尚更。しんどい時は寝ましょう。

人は人、自分は自分

これも当たり前過ぎて関係各位に怒られそうですね。うつ病罹患時にはごく当たり前のことに気が付けないこともあるので、あえて書き出した次第です。

うつ病罹患時のめんどくさい傾向として、「他人と自分を比べて凹む」という事象が挙げられます。そもそも、確固たる自己を確立している人はうつ病にはならないと思いますので、このようなめんどくさい傾向が出るのは必然でしょう。もっと言ってしまえば、確固たる自己を確立している人の絶対数が極めて少ないからこそ、うつ病患者があちこちで大量発生していると言えるのかもしれません。

ちょっとばかり脱線してしまいました。本題に戻ります。そもそも他人と自分とは、遺伝子から育った環境から何から何まで違うわけですから、同じまな板の上で捌かれること自体が間違っているわけです。
それでも、「他人と自分とを比べないと己のアイデンティティが……」というそこのあなたは、「他人に比べて自分が得意なこと」を思い浮かべてご覧なさいまし。「あいつが得意な◯◯に関しては到底かなわないけど、俺は△△が得意で、それならあいつに勝てる」といった具合のことが、ひとつふたつはあるでしょう?
ここで注意。これは口に出しちゃいけません。胸の中で唱えるだけにしておきましょう。特に当事者がいる前で口に出して言ってしまうと、あなたを取り巻く人間関係がアレな感じになってしまいますので。

「どうせ辞めるつもりだから、まぁいいか」を胸に

うつ病に伴う休職と復職に関しては、

STEP1.仕事のストレスが回復しない
STEP2.うつ病発症
STEP3.休職
STEP4.復職
STEP5.休職と復職を繰り返す
STEP6.ボロボロの状態で退職

このような事例が相次いで報告されています。
私はSTEP.4で踏みとどまっており、STEP.5以降に進むくらいならさっさと辞めてやろうと考えていますが、この事例のように「うつ病になるほどのストレスがかかる環境に復職すれば、再びうつ病に逆戻りすることが多い」という、誰もが理解できる知見を活かせないのは、ひとえに我々が様々なしがらみを抱える大人になってしまったことが原因です。俗に言う「辞めるに辞められない」という状態ですね。よくわかります。大人ですもの。
特に、辞めた後の職探しはうつ病罹患者に限らず、転職を胸に秘める全ての人にとっての永遠の課題です。

種々のしがらみのせいで「こんな会社、すぐに辞めてやる!」と実行に移すのがなかなか難しいのなら、せめて「どうせ辞めるんだから、まぁいいや」という心持ちで日々を過ごしてはいかがでしょうか。
私の場合、これがテキメンに効きました。「いつでもここから脱出できるんだ」という刷り込みを己に行うことで、ストレスが劇的に軽減しました。もちろん、条件が揃った時には実際に脱出してやるつもりです。
自分の人生なんですから、自分の思うように行動すればいいんです。たぶん。目指せ新天地。

素の自分で人(仕事関係)に接するようになった

「どうせ近いうちに辞めるんだし、何がどうなってもいいや」というマジックワードを胸に日々を過ごすことで精神的負担が軽減する……と前段にて述べました。本項はその関連事項です。これはあくまでも私の場合ですが、「どうせ辞めるし、どうでもいいや」の姿勢でやって行くにあたり、自分に課している行動のなかからストレスの原因となるものを排除することにしました。具体的には、仕事関係の人との距離感や態度です。

現在所属している会社のオーナーからの指導もあり、相手とはある程度の距離を保ち、会社のカラー通りの大人しい真面目なキャラクターを演じ、間違いのないように、失礼のないように振る舞っていました。ただ、これがなかなか大変でしてな。ストレスの大きな原因になっていました。
あぁめんどくせぇ。もういいや適当で。というわけで、素(す)の自分を前面に出すようにしました。もちろん、相手に対して礼を欠くことのないように。

これが意外にも大当たり。特に取引先の諸先輩方からは「なんだ。おめぇ実はこんな感じだったのか」「あのクソ真面目なつまんねぇ会社にこんな奴がいるとは思わなかった」「今晩飲みにいくぞ」といった感想を頂き、今までの約10年は一体何だったのか……とさえ思うほどに、該当する方々との人間関係がうまく行き始めました。
今では、この関係性が会社でストレスを抱えた際の「逃げ場」として機能していて、現在の仕事をそれなりに続けられている大きな要因ともなっています。

完全に治ったわけじゃないけれど

本エントリーを投稿する数日前、仕事上の大きな問題が発生し、かなり強烈なストレスを抱えました。当然のごとく精神的に参ってしまい、久しぶりにメンのヘラが表舞台に登場してきたわけですが、帰宅後に肉を食ってさっさと横になり、禁呪「どうせ辞めるんだからまぁいいや」を繰り返し唱えたところ、落ち込んだ状態から1日程度で復活できました。

うつの傾向がない人なら少し時間を置けば立ち直れるようなことでも、うつ病真っ只中もしくはうつ病経験者にとっては致命的な落とし穴になりえます。治ったと思っていても、油断は禁物です。
うつ病を経験した著名人の手記など、様々なエントリーを読むにつけ、「どうやらうつ病は根治できる類のものではないようだということに気付かされる今日この頃です。

ただ、それを悲観することはないと思っています。私はうつ病のことを、心が発する「そんなに頑張り過ぎたら死ぬから、ちょっと休めや」という有無を言わさぬメッセージであり、人間の処理能力がオーバーフローしない為に備わっている一種の安全装置だと捉えています。

とは言え、そのような安全装置が働くと辛い状態に陥るのは事実です。そうなる前に予兆をきちんと認識し、考え方と行動を持って対応することができれば、まぁまぁ健康的に暮らしていくことも可能だと考えています。どうせ完全に治ることがないのなら、なだめすかしつつうまく共存していくのもアリなのではないか……と思う今日この頃です。
私個人の感想としては、うつ病になる前のすこぶる健康な状態を100%とするならば、90~95%くらいまでは治るという印象ですから、無理なくぼちぼちやっていくならば支障は出ないはずです。

現在進行形で苦しんでいるあなたへ

Wikipediaで「うつ病」のページを見ると、「予後」の項に「治療の有無に関わらず時間が解決することが多いという一文が記載されています。現在進行形でうつ病に苦しんでいる方々からすれば「そんなのウソだろ……」と思ってしまうかもしれません。事実、私も昨年の今頃は「これ、もう治んないんじゃないかな……」と途方に暮れていました。

でも、大丈夫です。あくまでも私の場合になりますが、症状はすこぶる改善しました。しんどいときはとりあえず目いっぱい休みましょう。そのなかで、少しずつでも回復してきたのならしめたもの。浮上のきっかけはあなたの心の中、もしくはあなたの周りを探せばきっと転がっているはずです。後はストレスを受け流す為の考え方を身に着けて、それを行動に反映させれば、あなたのうつ状態は更なる回復に向かうでしょう。

もちろん、生兵法は怪我の元。きちんと通院することを忘れちゃいけません。もし先生と相性が合わないのなら、病院を変えるのも手です。納得の行く治療方針のもとで養生すれば、確実に回復して行くはずです。

時間は掛かるかもしれませんが、焦らず気長にやっていきましょう。大丈夫、そのうち良くなりますって。

【注記】
本エントリーは筆者個人の感想と経験に基づいています。症状の改善等には個人差があることをご了承下さい。

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